過去から未来をつなぐログホーム
家族みんなの幸せ
茨城県/椎名様邸
椎名さんご夫妻と幼稚園に通う姉弟の4人家族は、Uターンで「木の家」での生活を始めました。せわしない都内よりも生まれ育った海や山の自然も近く、「環境の良い場所で子育てをしたい」と考えたからです。両親が住む茨城県日立市の実家敷地内には、椎名さんご主人が生まれ育った家が空家となっており、解体して新しいホンカ・ログホームを建てることになりました。
木肌の美しさとクオリティの高さが決め手
登山などアウトドアが大好きな椎名さんは、家を建てるのならば「ログ」と決めていました。「外壁材、断熱材、内装材すべてを1本のログ材が兼ね備えている。これほどシンプルで高機能、環境に配慮した建材は他にはない」からです。様々なモデルハウスに足を運び、自身で手書きの間取りなども作成しながら理想の家への夢を膨らませていったのです。多くのログハウス・メーカーから椎名さんが選んだのは、フィンランドの自社工場で作られるホンカ。ホンカのログホームに何度か足を運ぶうちに、「とにかく木肌がキレイ、それから細かいところまできちっと仕上げているクオリティの高さ」を実感。そして、何よりもホンカ・ダイレクト担当・平井の熱意とログに対する知識も決め手となりました。「打合せをするたびに、要望以上の提案があったのがとてもたのもしかったです。家そのものだけではなく、環境も含めてプランニングしてくれたところも良かった。」と椎名さん。
理想を現実にするために、何度も打合せを重ね、様々な問題を一つ一つクリアしていきました。子どもの成長にあわせて使い方も変えられる2階部分、親との同居が必要になったときのことを考えての和室、夫婦が歳をとった時にも問題のない寝室周りの動線、趣味のアウトドアグッズを収納できるご主人のバイク・ガレージなど、長い人生をしっかりと考えたログホームです。
理想を現実にするために、何度も打合せを重ね、様々な問題を一つ一つクリアしていきました。子どもの成長にあわせて使い方も変えられる2階部分、親との同居が必要になったときのことを考えての和室、夫婦が歳をとった時にも問題のない寝室周りの動線、趣味のアウトドアグッズを収納できるご主人のバイク・ガレージなど、長い人生をしっかりと考えたログホームです。
自身の手で建てる『マイホーム』
建築が始まるずいぶん前、上の子どもが幼稚園に入るタイミングで、椎名さんご一家は日立市に戻り、近所の賃貸住宅に住みながら空家の整理を始めました。「東京の職場へはで通勤に片道3時間かかりますが、出張が多い仕事で出張から戻れば家にいる時間は多い」という椎名さん。とはいっても、生まれた家の整理をするには、思いのほか時間がかかり、工事が始まったのは、2020年春、下のお子さんが幼稚園に入園となる時期でした。
建築作業中、コロナ禍で長期出張がキャンセルになった椎名さんは、毎日のように現場に足を運び、職人に交じって大工作業を担いました。ログ積みはもちろん、塗装も本人が手がけています。敷地内に住むご両親も、建築現場には興味津々。特に、お父様は庭にアトリエがあるほど木工が趣味で、端材で棚などの制作も始めました。夏の終わりに完成したのはホンカ人気モデル「クンニア」。天然木の美しさを損なわないように「木肌がみえるようにした塗装」と片流れのモダンな外観をみた近所の人には「すごい家が建ったね」と言われて、ご両親もご満悦です。
ホンカのMLL134ログは、一つ一つが大きいので、「壁に凹凸が少なくて、視界がさわがしくない。」と言うのは奥様。「木の柔らかさも感じ」ています。日に焼けて、ログ壁や床の色が少しずつ変わっていくのも自然素材ならではのことです。
建築作業中、コロナ禍で長期出張がキャンセルになった椎名さんは、毎日のように現場に足を運び、職人に交じって大工作業を担いました。ログ積みはもちろん、塗装も本人が手がけています。敷地内に住むご両親も、建築現場には興味津々。特に、お父様は庭にアトリエがあるほど木工が趣味で、端材で棚などの制作も始めました。夏の終わりに完成したのはホンカ人気モデル「クンニア」。天然木の美しさを損なわないように「木肌がみえるようにした塗装」と片流れのモダンな外観をみた近所の人には「すごい家が建ったね」と言われて、ご両親もご満悦です。
ホンカのMLL134ログは、一つ一つが大きいので、「壁に凹凸が少なくて、視界がさわがしくない。」と言うのは奥様。「木の柔らかさも感じ」ています。日に焼けて、ログ壁や床の色が少しずつ変わっていくのも自然素材ならではのことです。
広がりのある家
椎名さんご一家のログホームには、ほとんど仕切りがありません。玄関をあけてからはドアが目に入らず、吹き抜けに天窓のあるリビングからダイニング、キッチンまでの空間が広がります。キッチンからも2階のロフトからも、リビングで遊ぶ子どもを見守ることができます。もちろん個室やバスルームなどのドアはありますが、収納は棚やロールスクリーンの目隠しなど、空間を大きくみせる工夫がされています。
ドアや仕切りを最小限に抑えた間取りは、「実際に住み始めてからの使い勝手にあわせて後からDIYできるようにするため」です。階段下のおもちゃを置く棚やバスルーム前の掃除機収納棚など、住み始めてから少しずつ作成中。「デッキにはいつの間にかおじいちゃんが作ったテーブルとチェアがいつの間にか置いて」あったそう。子ども部屋の机もおじいちゃん作です。椎名さんご本人はキッチンから出入りできるバイク・ガレージに、アウトドアグッズや工具をおいて、趣味のスペースにしています。
ドアや仕切りを最小限に抑えた間取りは、「実際に住み始めてからの使い勝手にあわせて後からDIYできるようにするため」です。階段下のおもちゃを置く棚やバスルーム前の掃除機収納棚など、住み始めてから少しずつ作成中。「デッキにはいつの間にかおじいちゃんが作ったテーブルとチェアがいつの間にか置いて」あったそう。子ども部屋の机もおじいちゃん作です。椎名さんご本人はキッチンから出入りできるバイク・ガレージに、アウトドアグッズや工具をおいて、趣味のスペースにしています。
安心できる距離感
おじいちゃん、おばあちゃんとは同居ではなくお隣さん。「親のそばにいられるのはお互いに安心でもあるし、孫が近くにいることは親にとってもうれしい」とは奥様。「スープの冷めない距離」で、3世代皆が幸せに過ごせる新しい生活が始まりました。
リビングの薪ストーブ前は、家族の憩いの場。暖をとるだけではなく、焼き芋やパンなど、直火ならではの料理も楽しめます。お芋が焼けたら、子どもたちがおじいちゃんとおばあちゃんに届けに行きます。大人は「薪トーブの前でくつろいで、コーヒーを飲んであったまる」という、贅沢な時間も過ごしています。
リビングから階段を上がると、2階には子ども部屋とオープンスペースのロフト。階段脇にはデスクと棚を設置し、ワークスペースも。今は、子ども部屋の一つを家族みんなの寝室としていますが、主寝室は玄関脇の1階で、すぐ前に洗面所とトイレを配しました。「歳をとった時に、夜中に目が覚めたときにトイレが近くにあると良い、といったような動線にはプラン段階で拘りました。」図らずもコロナ禍で流行となった、玄関に近い洗面所がある間取りです。
リビングの薪ストーブ前は、家族の憩いの場。暖をとるだけではなく、焼き芋やパンなど、直火ならではの料理も楽しめます。お芋が焼けたら、子どもたちがおじいちゃんとおばあちゃんに届けに行きます。大人は「薪トーブの前でくつろいで、コーヒーを飲んであったまる」という、贅沢な時間も過ごしています。
リビングから階段を上がると、2階には子ども部屋とオープンスペースのロフト。階段脇にはデスクと棚を設置し、ワークスペースも。今は、子ども部屋の一つを家族みんなの寝室としていますが、主寝室は玄関脇の1階で、すぐ前に洗面所とトイレを配しました。「歳をとった時に、夜中に目が覚めたときにトイレが近くにあると良い、といったような動線にはプラン段階で拘りました。」図らずもコロナ禍で流行となった、玄関に近い洗面所がある間取りです。
『木の家』で感性を育み、世代を伝えていく
リビングの天窓からみえる雲や月は、子どもたちの想像力を刺激します。「今日は月がどっちに見えるかな。」昼は流れる雲を眺め、夜は月の明かりを楽しみます。天窓から見える煙突からあがった煙の流れる方向も日々異なります。薪ストーブの前から天窓を眺めるのは、子どもたちにとってのエンターテイメント。
ログホームに引っ越してからは、「子どもたちは二人で自由に遊ぶ時間が多く」なりました。コロナ禍で近所の公園ですら外出が制限される中でも、庭で思う存分走り回ったり、天気の悪い日は薪ストーブ前のリビングで遊んだり。お姉ちゃんは弟の面倒見もよくなったそう。弟君はまだまだお母さんに甘えたいさかりですが、きっと数年後には姉弟ともそれぞれの子ども部屋で眠れるようになることでしょう。
玄関に入ってすぐに目に入るピアノは、椎名さんが子どものころに使い、子どもたちに受け継がれていく30年以上現役の年代物です。ピアノの上にはおじいちゃんが作った木の時計があります。椎名さんの家「クンニア」には、椎名さんと両親の思い出が宿り、そして子どもたちは、新しい思い出をこれから刻んでいきます。
庭づくりや棚づくり、数年後には、外壁の再塗装など、マイホームをつくりあげる作業は続きます。家族の成長にあわせて椎名さんご一家の「ログホーム」がどう変化していくのか、まだまだ楽しみです。
ログホームに引っ越してからは、「子どもたちは二人で自由に遊ぶ時間が多く」なりました。コロナ禍で近所の公園ですら外出が制限される中でも、庭で思う存分走り回ったり、天気の悪い日は薪ストーブ前のリビングで遊んだり。お姉ちゃんは弟の面倒見もよくなったそう。弟君はまだまだお母さんに甘えたいさかりですが、きっと数年後には姉弟ともそれぞれの子ども部屋で眠れるようになることでしょう。
玄関に入ってすぐに目に入るピアノは、椎名さんが子どものころに使い、子どもたちに受け継がれていく30年以上現役の年代物です。ピアノの上にはおじいちゃんが作った木の時計があります。椎名さんの家「クンニア」には、椎名さんと両親の思い出が宿り、そして子どもたちは、新しい思い出をこれから刻んでいきます。
庭づくりや棚づくり、数年後には、外壁の再塗装など、マイホームをつくりあげる作業は続きます。家族の成長にあわせて椎名さんご一家の「ログホーム」がどう変化していくのか、まだまだ楽しみです。
モデル:Kunnia(クンニア)
○延べ床面積:133.22㎡
1階:85.72㎡
2階:47.50㎡
○ログサイズ:MLL134
○完成:2020年
○延べ床面積:133.22㎡
1階:85.72㎡
2階:47.50㎡
○ログサイズ:MLL134
○完成:2020年