ログホームを彩るガーデン: 自然と調和したデザインのヒント
ホンカ・ログホームの魅力の一つは、その独特の外観です。無垢の木材が紡ぎ出すナチュラルモダンな雰囲気は自然と調和しやすく、ガーデンデザインに一工夫することでいっそうの魅力を加えることができます。そこで、ログハウスと調和する素晴らしい北欧ガーデンスタイルをご紹介しましょう。
ログホームのエクステリアにばっちり映えるのは北欧ガーデンスタイル。すっきりとした外観にする・自然をたくさん取り入れる・おおらかなライフスタイルを楽しむのが特徴です。
野外でのんびりした時間を過ごすための大きめのウッドデッキと開けた景色の組み合わせがこのスタイルの基本です。ウッドデッキにはダイニングセットやラウンジチェアなどの家具を置きます。週末はウッドデッキでバーベキューするのも良いですね。
ウッドデッキでの時間がより寛げるように足元にはマット、椅子にはクッションを配置、季節の花を飾ります。キャンドルがあれば夜もよい雰囲気の空間になります。
ウッドデッキの端は、階段以外の側面に板を貼り下ろして基礎を隠しすっきり見せます。またウッドデッキ沿いに花壇を設けるのも良い方法です。植栽がウッドデッキの高さまで持ち上がるので、自然をより身近に感じることができます。
ウッドデッキ以外のエリアには芝を敷き、広々とした緑の絨毯に。部分的に花壇にしたり、樹木を植栽したりすればより季節の変化が生まれます。フィンランドでは花が楽しめて実が収穫できる植物が人気です。例えばリンゴやサクランボ、ジューンベリーなどです。
北欧ガーデンスタイルの玄関ポーチは幅をゆったりとって、広々と使います。ポーチにはブランコやベンチをおいて、休息したり通りを眺めたりできて便利です。ポーチの階段まわりに花や季節ごとのデコレーションをすれば、家の印象が良くなります。
公道と玄関の間は人やモノの往来がエクステリアの中で最も多く、多目的広場のような位置づけです。地面はダスト舗装や敷石にしておけば誰でも歩行しやすく、自転車や台車がのっても大丈夫です。
公道と家までの距離が少なくまとまった庭がとりにくい都市の住宅なら、芝やウッドデッキのない一面の舗装広場にすると機能的です。面積の小さい緑地を上手に利用して、大胆な緑のボリュームを作ると北欧モダンの家によく似合います。
きれいに刈り込まれた常緑の低い生垣を道路境界線ぞいに設ければ、敷地を立体的に縁取りしてより広く立派に見せることができます。樹木なら単幹で整った形に育つ西洋カエデや花や実が鑑賞できるハナカイドウがよいアクセントになります。
北欧ガーデンスタイルは、ログホームとの理想的な調和を実現する鍵です。その魅力は、すっきりとした外観を保ちながらも、自然を上手に取り入れる素敵なデザイン、そして自然を取り入れたゆったりとしたライフスタイルにあります。ログホームと北欧ガーデンスタイルを取り入れることで、見た目も美しく、住んでいても楽しい理想の住まいを実現しましょう!
Text by Asako Hashimoto