ログコテージで過ごすフィンランド人の夏休み
緯度が北にあるフィンランドでは、夏が最も大切な季節です。太陽の恵みを得られない冬の分まで陽の光を享受し、森と湖の大自然を満喫します。子どもたちだけではなく、大人でも1か月以上の夏休みをとり、思い思いの時を過ごします。
フィンランドの夏の家
いつまでも沈まない太陽の下、大自然に包まれた湖畔のログコテージで過ごすのが理想的。かつてフィンランド人は、手作りで水道や電気もガスもない小さなログキャビンで過ごすことが普通でした。白夜で夜も明るいので、キャンドルの明かりだけで充分。水は湖か川で汲んできて、シャワー用の温かい水はサウナを暖める際に沸かせばよいし、コーヒーの水も食事も焚火や暖炉の火で十分でした。さすがに現代は、そこまで原始的な家は少数派になりましたが、自然に近いロケーションというのはとても重要です。
昼は森を歩き、収穫の時期を迎えた様々なベリーを集め、冬にビタミン補給ができるよう、ジャムやジュースにして保存をするか、そのまま冷凍します。もちろん摘んですぐ旬のベリーをそのままいただいたり、パイなどのお菓子にしたりして楽しみます。森歩きに疲れたら、焚火をおこして一休み。コーヒーを入れたり、フィンランドならではのソーセージを焼いたりして、お腹を満たします。(コーヒー用のフィルターなどといったことは抜きにして、やかんにそのままコーヒーの粉を入れるやかん用のコーヒーが売られています。)湖や川では泳いだり、カヌーで遠出をしたり、自然の中でのアクティビティはいくらでもあります。夜になっても、明るいので気がついたらいつの間にか10時を過ぎていた、なんてことも。
夜になって疲れたら、もちろんサウナへ。薪で暖めたサウナは、電気ストーブのサウナよりもずっと「ロウリュ」が優しくなるのが特徴です。(ロウリュは、サウナストーブの上にのったサウナ・ストーンの上にお湯もしくは水をかけ、一瞬で蒸気になった熱気がサウナ室内に充満する、フィンランドサウナならではの醍醐味です。)体を十分に暖めたら、外に出て湖(川や海の場合も)に入ってからだを冷やします。裸で水に入ると、全身の毛穴からロウリュで浸透した熱気がすっと抜けていくような何とも言えない爽快感があります。これこそが、フィンランドサウナ。
デジタル機器や忙しい日常を忘れて、自然に包まれて過ごすフィンランドの夏休み。アレルギーフリーのホンカ・ログホームで深く質の良い睡眠をとって、夏休み明けの仕事へのエネルギーも充分に蓄えられるはずです。
ログコテージで過ごすフィンランド人の夏休み
幸せなフィンランド人の夏休みのライフスタイルを紹介する、ホンカ・オンライン・イベント第2弾「ログコテージで過ごすフィンランド人の夏休み」を8月31日に開催します!
フィンランド大使館商務部ラウラ・コピロウ氏をゲストに迎え、フィンランドのホンカ本社CEOマルコ・サーレライネンとフィンランドのライフスタイルについて語ります。
*イベントは終了しました。
◯オンライン・イベント第1弾のアーカイブはこちらからご覧いただけます。
※音声の聞き取りにくいところがあります。ご了承ください。