ホンカのモデルTYRSKY(トゥルスク)
ホンカ「トゥルスク」が日本のラインナップに登場!
ホンカ・ジャパンのモデル「トゥルスク」は、オリンピックに出場する現役アスリートでもあるホンカの建築家トゥーリ・ペタヤ=シレンが設計したログコテージ。オリジナルのモデルから、日本の建築基準にあわせてモディファイしたモデルです。
トゥーリ・ペタヤ=シレンは、数え切れないほどの時間を海で過ごしてきました。「トゥルスク」は、東京オリンピック前に建築家トゥーリが設計したモデルで、フィンランド語で「あらし」、波が押し寄せることを意味しています。トゥーリはこのモデルを設計するにあたり、岩場に打ち寄せる泡立った波や漁師の村からインスピレーションを受けました。「『トゥルスク』の急な切妻屋根と狭いフレームの奥行きは、伝統的な漁村の家を思わせます。私の人生は海と共にあるので、いつも海から群島の風景を見ていました」とトゥーリ=ペタヤ・シレン。
「トゥルスク」は、ややクラシックな外観に仕上げています。自然を広く見渡せる大きな窓と、調和のとれたレイアウトで、風通しのよい統一された居住空間となっています。「『トゥルスク』は、リビングの天井が高く、それが空間の特徴となり、切妻屋根の形状にも表れています。この家には中二階があり、ゲストや子どものため、あるいはリモートワークのためのスペースとして利用できます」。
サウナとリビングのコーナーに屋根付きのテラスを配置しました。テラスには、リビングとサウナの両方からアクセスできます。「どんな天気でも、このテラスでくつろぐことができます。テラス、広々とした高さのあるリビング、大きな窓で、季節や天候を問わず自然を楽しむことができます。」
建築家の仕事と並行して、ペタヤ=シレンはアスリートとしてのトレーニングも欠かせません。セーリング競技で、ロンドン・オリンピック(2012年)での銀メダルをはじめ 、2021年東京まで4度のオリンピックに出場しています。セーリングと建築は、自然とつながる大切な価値観を結びつけます。「木は私の心にある素材です。フィンランドのログを使った建築物は、サステイナブルでエコロジカルなので、私にとっては自然な選択です」。
ワークライフバランス世界一位ともいわれるフィンランドでは、仕事も、家庭も、趣味も勉強も貪欲にこなすのが当たり前。東京オリンピックのセーリング競技RS:X級女子に出場したトゥーリ・ペタヤ=シレン選手は、フィンランドのホンカ本社で人気のログコテージを設計する建築家、そして妻であり、母でもあります。セーリング競技の中で、ウィンドサーフィンともいわれるRS:X級は帆をつけた全長2メートル86センチのボードをたった一人で操り、最高時速50キロにもなるスピードで大海原を駆け抜けます。東京大会でのトゥーリ・ペタヤ=シレン選手の成績は、総合14位。東京から帰国後にはパリ・オリンピックを目指すことを表明。それまでにホンカの新しいモデルがまた生まれるのか楽しみです!
*パリ・オリンピックより、「RS:X」は「iQFOiL」となります。
トゥーリ・ペタヤ=シレン
1983年生まれ。建築家、ウィンドサーファー。東京オリンピックのセーリング競技(RSX級)フィンランド代表。2008年北京オリンピック(12位)2012年ロンドン・オリンピック(銀メダル)2016年リオ・オリンピック(10位)、2021年東京オリンピック(14位)
2021年10月に開催したホンカのオンンラインイベント「フィンランドのワークライフバランスとおうち時間」のトゥーリ・ペタヤ=シレンの出演シーンをご覧ください。建築家とアスリート、そして二人の子を育てる親としてのワークライフバランスについて、語っていただきました。